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・S/4HANAは毎年バージョンアップすることで多くのメリットが存在
・毎年バージョンアップ=攻めのアップグレードをPanayaで実現
・高品質かつ低コスト・非属人化・ホワイトボックス化を実現

多くのメリットが得られるS/4HANA毎年バージョンアップを実現する
“攻めのアップグレード”S/4HANAバージョンアップ分析ソリューション

最低でも5年毎に必要となるS/4HANAのバージョンアップ

 

S/4HANAの運用において、考慮しておかなければならないのがバージョンアップです。S/4HANAの保守期限は5年間ですから、少なくとも5年に一度はバージョンアップの必要があり、これはアドオンオブジェクトや標準オブジェクトの稼働対応も必要となります。一方でバージョンアップは、大きなコストがかかるだけでなく、多くの解決すべき問題点もあり、簡単には実施できません。まずはバージョンアップに関するさまざまなハードルについて見てみましょう。

まずバージョンアップには特定のスキルを持った技術者が必要なことに加えて、時間のかかる影響分析や、ソースコード修正、テスト計画や実施などに多くの工数を必要とします。これこそバージョンアップに大きなコストがかかってしまう、最大の理由といえます。また、バージョンアップ時の影響分析は、用意されている標準ツールの利用も可能ですが、利用には十分なスキルを持ったコンサルタントが必要になります。

一度だけでも大変なバージョンアップですが、これを何度も行う必要があります。S/4HANAは2040年まで利用できると公表されているため、今最新バージョンであったとしても、少なくとも3回以上のバージョンアップが必要なのです。いままさにS/4HANA化を目指している企業や、すでにS/4HANAを運用している企業は、こうしたバージョンアップをいつ・どのように行うのか、しっかりと検討しなくてはなりません。

 


多くのメリットがある毎年バージョンアップ

 

前述したさまざまな問題から、S/4HANAのバージョンアップは、5年に一度発生するやむを得ないコストと捉えられがちです。しかし電通国際情報サービスでは、むしろバージョンアップをチャンスと捉え、毎年バージョンアップを行うことで、DX基盤として大いに活かせると考えています。

当たり前ですが、常に最新バージョンにすると新機能やバグ改修をいち早く享受できます。さらにバージョンアップの影響範囲を考えても、毎年バージョンアップには利点があります。5年に一度の場合、2つ3つのバージョンを飛ばして行うため変化が大きく、影響範囲は広くなるでしょう。これは調査・改修・テストといった工数の増加に繋がり、コスト増にも直結します。毎年バージョンアップを行う場合、影響範囲は最小限となるため、工数とコストが抑えられます。

一方で、一回でも大変なバージョンアップ作業を、毎年行うのは非現実的と思われるかもしれません。しかし、電通国際情報サービス「S/4HANAバージョンアップ分析ソリューション“Panaya”」であれば、前述したさまざまな問題点を解決しつつ毎年バージョンアップが実現でき、いわば“攻めのアップグレード”が可能となります。

 


Panayaソリューションなら48時間で影響分析が完了

 

S/4HANAバージョンアップ分析ソリューション“Panaya”は、「Panaya S/4 Accelerate」を最大限に活用し、攻めのアップデートを実現します。とくに毎年バージョンアップに欠かせない、影響分析の時間短縮を可能にするのです。

通常、バージョンアップにおける影響分析は、既存環境をコピーした検証環境の構築から始まります。つぎに検証環境上でSAP標準ツールを使い、バージョンアップ後にどのような影響が発生するのか検証し、必要な修正を行いますが、この作業は通常1か月以上掛かってしまいます。コード修正後のテストがさらに必要であれば、その分作業時間は増えるでしょう。

一方Panayaであれば、こうした作業が48時間で完了します。まずPanayaが常に用意している各バージョンのクラウド環境に、既存環境を構築。その後Panaya影響分析ソリューションによって、影響範囲を自動解析。さらにコードの自動修正や、修正指示書を作成する機能によって、バージョンアップをサポートするのです。

48時間で完了するため、バージョンアップの検証作業中に本番環境へ加えられた修正も、検証環境に反映してすぐに影響分析が可能。これは新バージョンの稼働直前ギリギリまで、本番環境へのパッチ適用などといった変更が加えられることを意味します。

テスト工数の削減も実現します。Panaya影響分析ソリューションは、これまで培ったノウハウをもとに技術的な根拠をもって、必要最小限の修正やテストを実施できるからです。例えばシステムで利用していない機能であれば、テスト項目から除外するといった具合に、テスト項目を最適化。これにより、高品質を維持しつつテスト工数を大幅に削減可能です。さらにテストの自動化機能も搭載しているため、より効率的なテストが実現できます。

Panayaであれば時間短縮はもちろん、高品質・低コスト・非属人化・ホワイトボックス化、すべてを実現しつつ、毎年バージョンアップをも実現できるのです。




 

攻めのアップグレードで企業のDX基盤を強化する

 

電通国際情報サービスは、Panayaを2009年に販売開始、専任の体制を有しており、Panayaの実力を最大限に発揮できます。さらに、国内300以上のSAPシステムのバージョンアッププロジェクトを経験した電通国際情報サービスが持つノウハウを、Panaya利用ユーザー全員に展開する独自サービス“Panayaリアルタイムナビゲーション機能※”もサポートサービスの一環として提供しており、今後も多くの日本企業の“攻めのアップグレード”実現を支えてくれるでしょう。

繰り返しになりますが、バージョンアップは保守延長のために仕方なく行う作業ではありません。S/4HANAの最新機能を企業のDX基盤に組み込める、大きなチャンスなのです。電通国際情報サービス+Panayaとともに“攻めのアップグレード”を実現しましょう。

なおS/4HANAバージョンアップ分析ソリューションは、すでにS/4HANAを利用していて、バージョンアップにお悩みのお客様をサポート可能です。また、現在S/4HANAの導入を検討している段階で、今後のバージョンアップについてお悩みのお客様もいらっしゃると思います。そうした段階からでも、私たち電通国際情報サービスがサポートできますので、ぜひお問い合わせください。


※様々なWebシステムをリアルタイムナビゲーションする「テックタッチ®」( https://techtouch.jp/ )をベースに、誰でも簡単にPanayaを使いこなせるよう電通国際情報サービスのノウハウを盛り込み開発した独自機能

※本記事の内容は2022年7月4日のインタビュー時点のものです

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