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2020ソリューション

株式会社電通国際情報サービス

SAP ERPデータの有効活用を支援するソリューション
EMPHASIGHT/ADISIGHT-DDS

20年以上にわたるSAP ERP導入実績を持つ電通国際情報サービス(ISID)の経営データ分析・グループガバナンス強化を支援する「EMPHASIGHT」と、納期シミュレーションによって生産計画の精度向上を実現する「ADISIGHT-DDS」は、お客様の業務の高度化とSAP ERPの投資価値最大化を支える最新のソリューションです。


3つのPoints

  • SAP ERPデータの利活用を強力にサポートする2 つのソリューションをご紹介

  • 不正会計・不正取引のリスクを可視化する「EMPHASIGHT」

  • 納期シミュレーションで計画の精度向上を実現する「ADISIGHT-DDS」



🔸属人的な経営データ分析業務をデジタル化する「EMPHASIGHT」 SAP ERPは、長年にわたりグローバルに利用される優れた基幹システムです。しかし、サラウンドソリューションを利用した+αの工夫があれば、データ活用の高度化を実現し、SAP ERP導入の投資対効果を一段と飛躍させることができます。

SAP ERP導入済みの企業でも、データ収集や財務指標の分析、KPIによる業績評価や不正リスクの分析、決算報告の妥当性検証等の業務は、表計算ツール等を用いて属人的に行われているケースが少なくありません。 そこで「EMPHASIGHT」は、数値集計・業績評価・リスク分析・情報開示業務のデジタル化によって属人化を排除し、「経営報告データの分析、考察の効率化」、「子会社向け戦略的ガバナンス強化」、「外部関係者向け説明力向上」を強力に支援します。

「EMPHASIGHT」とは、グループガバナンスの強化を支援する子会社経営データ分析プラットフォームです。子会社を含むグループ全体の不正会計・不正取引等のリスクを豊富なテンプレートで分析するとともに、先進の直感的グラフUIを用いた分析結果の可視化によって、リスク分析・報告業務の質的向上と効率化を図ります。 例えば、ERP・連結会計システムとデータを連携し、プリセットされた分析手法で財務指標を自動計算することで、経理業務の大幅な効率化が可能です。会社間、指標間、時点間といった複数軸での比較分析によって、より高度な財務分析を実現します。





🔸不正会計・不正取引リスクを可視化し、発見的統制を強化 さらに、リスク分析により、内部統制の負荷を軽減。グループ全体のガバナンスを強化するとともに、一目でわかるグラフ表現や根拠となる数値データの集約によって、監査法人等の外部関係者に対する情報開示の質を向上させることが可能です。 子会社における不正は、グループ全体の経営に大きな影響を与えます。グループガバナンスを維持する内部統制の手段として、多くの企業が証憑の添付やワークフローの多重化等、不正の発生を未然に防ぐ予防的統制に取り組んできました。

しかし予防的統制には、運用の負荷が極めて大きいという弱点があります。そこで近年、注目を集めているのが、リスクの原因となる事象の発生を早期に検知し、是正することで影響を最小限に抑える発見的統制です。 「EMPHASIGHT」は、不正売上計上や引当金不正計上等、日本の監査法人が不正調査で利用する40種類以上の分析手法をテンプレート化。事業内容や経営方針に合わせて選択いただけるリスクシナリオの実装によって、個別取引の不正や異常点を自動検知することが可能です。検知結果を「不正兆候」や「業績予想への影響」、「報告数値の正確性」等に分類し、ヒートマップのチャート表現で瞬時に可視化することで、グループを横断した発見的統制の強化に大きく貢献します。



🔸納入日のシミュレーションで生産計画を支援する「ADISIGHT-DDS」 次に、製造業の生産計画業務を支援するシステム「ADISIGHT-DDS」をご紹介します。「ADISIGHT-DDS」は、資材・部品の納入日をシミュレーションするシステムで、見込生産・受注生産型製造業における日程計画の精度向上や業務負荷の軽減を可能にします。

「ADISIGHT-DDS」は、ISID が独自に開発したエンジンによって各手配の「最終使用先」、「本当の納期」、「本当の手配状況」といった正味引当情報を生成し、SAP ERPから抽出した生産データに付与することでシミュレーション結果を算出します。 さらに、重要顧客への手配優先設定や、受注納期を変更した場合の生産への影響シミュレート等、すべての機能をSAP ERP外部で実現しているため、SAP ERPへのアドオンは不要。SAP ERPからのデータ抽出、正味引当情報生成エンジン、データ入力ツール、標準レポートがパッケージ化されており、短期間・低コストでの導入が可能です。






🔸最適な納入時期の試算による計画の精度向上・業務量の削減が可能 SAP ERP上で算出される部品・資材の「手配納期」は、日々の計画の変動等により次の工程に必要となるタイミングとずれていきます。そのため、その納期通りに生産を進めると部品在庫の過不足が発生し、在庫回転率の低下や納期遅延を招く可能性があります。

また、納期・優先度の変更や手配遅延が発生した際、SAP ERPには各手配への影響を確認するシミュレーション機能が存在しないため、複雑なアドオンや机上計算での運用が必要とされてきました。 顧客の優先度を設定できず、重要顧客からの注文に納期遅延する。必要なタイミングより早い製造によって、部品倉庫が圧迫される。手配遅れや受注納期変更が生じた場合、各手配への影響調査が手間になる...。こういったSAP ERPにおける生産管理上の課題を、「ADISIGHTDDS」が解決します。需要見込みや受注ごとに優先度を設定し、優先度に基づいた納入日や最終製品の納品先を算出。現行の手配計画との差異や余剰在庫が可視化されるため、異常が発生している手配の明細を確認し、優先設定した重要顧客に対する納期遅延の対策を検討できます。 また、需要の変化や新たな受注獲得による出荷計画の変更、部品の欠品・資材調達遅れによる手配計画の変更に対し、日程計画全体のシミュレーションを実行できます。各手配への影響を確認し、複数のシミュレーション結果を比較することで、最適な生産計画の検討にご活用いただけます。



🔸パートナー企業

株式会社電通国際情報サービス





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