本サポートニュースは、お客様の運用や導入計画に役立つ情報を発信しています。サポートポータルやヘルプポータルと合わせて、情報取得のツールとしてご活用ください。
よろしければ、ご覧いただけていない方々へ本ページをご紹介いただければ幸甚に存じます。
今号のラインナップです。
SAP ジャパン株式会社
SAP サポートニュースレター(日本)事務局
▶▶ SAP ERP 6.0 ~ EhP5 2025 年末以降の 「カスタマスペシフィックメンテナンス」 について
SAP ERP 6.0 EhP0 ~ 5 のリリースは、2025 年末までがメインストリームメンテナンス (法改正パッチ提供、セキュリティパッチ提供、エラー修正、新 OS/DB 等技術環境対応等))の期間となります。
2026 年 1 月以降 「カスタマスペシフィックメンテナンス」 というフェーズに入ります。2026 年以降 SAP からの保守が無い、という誤解も時々ありますので、2026 年 1 月以降どうなるか?を改めてお伝えします。
1)2026 年以降も保守契約が存在する限り、ケース(旧インシデント)を従来通りご登録いただく事は可能です。
2)製品エラーに関しては、既知の SAP ノートがある場合、1)のケースの返答で、エラー対処方法を紹介させていただきます。
3)SAP S/4HANA の最新リリース(現在では SAP S/4HANA 2023)に 「カスタマスペシフィックメンテナンス」 のサポート範囲内としてマイグレーションいただく事が可能です。
*ライセンスに関しては SAP 営業窓口にお問合せください。
4)「カスタマスペシフィックメンテナンス」 は、「メインストリームメンテナンス」 終了後の一定期間多くのお客様が経験される事がよくあり、直ちに保守が無くなるという事はありませんのでご安心ください。
5)「カスタマスペシフィックメンテナンス」 「メインストリームメンテナンス」 「延長保守」 を問わず、最新技術獲得のため、SAP S/4HANA Cloud はじめ、計画的な SAP S/4HANA 最新リリースへの移行をご検討ください。
6)「カスタマスペシフィックメンテナンス」 のサポート内容・制限事項については SAP Note 52505 にて詳しい記述がございます。ご確認ください。
なお、SAP ERP 6.0 EhP6 ~ 8 のリリースは 「メインストリームメンテナンス」 2027 年末まで予定しております。また、SAP ERP 6.0 EhP6 ~ 8 は有償となりますが 2028 ~2030 年 「延長保守」 という、「メインストリームメンテナンス」 と同様のサポートを受ける事ができます。「メインストリームメンテナンス」 「延長保守」 が終了後、同じく 「カスタマスペシフィックメンテナンス」 のフェーズに入ります。
▶▶ 【必見!ウェブキャスト】 技術的問題の解決にカスタマーケース起票の手続きは不要!
SAP ヘルプデスク(CIC)が新しいトピック 「サポートケースを起票せずにシステムの技術的問題を解決する方法」 を詳しく解せるするウェブキャストを開催いたします。
SAP for Me に組み込まれている様々な機能
ソリューション検索機能
豊富なサポート技術情報 (KBA) とSAP ノート
組み込みAI機能
これらの機能を最大限に活用すれば、迅速に解決策を見つけることができ、効率的に問題を解決することが可能です。
また、リアルタイムサポートツールを利用すれば、効率をさらに向上させることができます。
主なトピック
SAP for Meの ナレッジ検索へのアクセス方法
効率的な検索方法と例
サポート技術情報 (KBA) と SAP ノート
リアルタイムサポートツール
ヘルプポータルとコミュニティのご紹介
Q & A
ウェブキャスト詳細
日時:8月6日(火曜日)
言語:日本語
時間:10:00 – 11:00(日本時間)
費用:無料
※ お申し込みのブラウザは、MS Edge または Google Chromeをご使用ください。
※ お申込み完了後、セッションスケジュールが添付ファイルにてご登録のメールアドレスへ送信されます。必ずクリックしてカレンダーへ保存してください。
▶▶ 2024 年 7 月 1 日で SAP Enterprise Support レポートは終了し SAP for Me のカスタマーインサイトダッシュボードに完全移行しました
SAP for Me の新しいカスタマサポートレポート(要アクセス権限) は、SAP for Me 内のさまざまな領域のさまざまなサポート関連データを 1 つに統合するクロスアプリケーションです。
情報を細かく多角的に分析する機能を備えているので、ユーザーはさまざまなデータを関連付けて、必要に応じてカスタマイズやフィルタを適用することができます。
このレポートツールでは
サポート関連データ
製品ポートフォリオ
システムランドスケープ
ケース
クラウドの可用性
ライセンス使用
サポート契約
サービス利用状況
などの履歴が分析できます。
また、5 月に新しくリリースされたセクション 「保守」 では、オンプレミスおよびプライベートクラウド製品の製品メンテナンスステータスの概要がご確認いただけるようになりました。
コミュニティーブログ(英語)で詳細をご案内しています。
カスタマーインサイトダッシュボードへのアクセス方法については、SAP KBA 3336856(自動翻訳)をご確認ください。
▶▶ 重要ノート (HOTNEWS)のご案内
2024 年 6 月に日本語翻訳された、優先度:最優先 (HotNews) の SAP Notes をご紹介します。
詳細は、各ノートおよび SAP HotNews App をご確認ください。
[ 6 月に日本語翻訳された HotNews ]
SAP Note 3386604 (コンポーネント: FI-CA-INV)
FKKINV: 事業領域 GSBER の欠落/SAP ノート 3356067 の後続修正
SAP Note 3471872 (コンポーネント: PM-PRM-MP)
保全計画移行 - 対象一覧が適切に割り当てられていない
SAP Note 3474760 (コンポーネント: PM-WOC-MO-BIL)
1 つの LUW での複数の請求可能指図の変更の制限
SAP Note 3479278 (コンポーネント: PM-WOC-MO-BIL)
Odata/RAP API を使用した請求可能指図の変更の制限
SAP Note 3484287 (コンポーネント: BC-DB-DB6)
DB6: 11.5.9.0 SAP2 および SAP3 でのメモリ破損
重要ノート情報(優先度:最優先 (HotNews) の SAP Notes)は、SAP Support Portal の 重要ノート (HotNews) 情報 → [2024] よりご確認いただけます。
7 月 9 日にリリースしたセキュリティノートの情報は、SAPセキュリティパッチデー 2024 年7 月よりご確認ください。
SAP Support Portal のセキュリティ関連のノートとニュースからもアクセスいただけます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
猛暑日が続いております、暑さとの持久戦、無理なくお過ごしください。
ご質問等はsap-support-newsletter-japan@sap.comまでお寄せください。
SAP ジャパン株式会社
SAP サポートニュースレター(日本)事務局
Comentários