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日本で最初に導入した「Visa B2B Integrated Payments」と
「SAP Business One」で、中堅・中小企業の
デジタライゼーションを目指すリベルタス・アドバイザリー

Visa B2B Integrated Paymentsを日本で初めて導入したリベルタス・アドバイザリー


リベルタス・アドバイザリーは、福岡市でITコンサルティングやシステム開発、保守を行う企業だ。中堅・中小企業の事業成長における伴走役となり、応援したいという目標から、主にSAP Business Oneの導入をサポートしている。

同社はこれまで、間接業務の削減を目指すため、Visaのコーポレートカードを利用したSAP Concurのパートナーとして活動しており、さらなる業務効率化を目指すことと、資金繰りの優位性などから、Visa B2B Integrated Payments(以下、VBIP)の導入を行った。

VBIPは、SAPシステム上でシームレスなカード決済を実現可能な、Visaが提供するソリューションである。カード決済を行った場合でも支払い相手には即時銀行振込がなされ、また支払先の企業がカード決済に対応していなくても利用可能。発行会社により異なるものの最大55日の支払い猶予ができることも大きな特徴だ。

導入の理由のひとつは、自社にとっても効果が高いと考えたためだ。そしてもっとも大きな理由は、VBIPを知った同社が、中堅・中小企業にマッチするのではと考えたからだ。顧客に提案するのであれば、まずシステムを理解してから行いたいという思いから、自社導入を決定している。

これについて清水氏は、「中堅・中小企業にとって投資対効果は死活問題。このため例えば、流行しているからといって、私たちが理解していないシステムを勧めるわけにはいきません。だからこそ、まず自社に導入して活用し、よく理解したうえで判断します」と語る。

なおこうした理由から、同社では「新しいシステム」を早期に活用しており、例えばSAP Business One version for HANAについても、日本で最初のユーザとなっている。また、同システムのAWSへの移行についても日本初。そして今回導入したVBIPも日本初の導入事例というから驚きだ。



メリットは会計処理の省力化とキャッシュフローの健全化


VBIPの導入効果はすでに生まれている。従来は仕訳情報からデータ連携などで情報を取得し、支払い作業を行っていたが、導入後はSAP Business Oneの標準機能のみで、調達から支払いまでを行えるようになった。少ない人数で行っていたこれらの作業について、作業負担を大きく軽減できたと、清水氏はいう。

こうした自社での活用を行ったことで、VBIPが資金繰り対策として、大きな実力を持っていることを実感した。VBIPを利用すれば、最大55日間の支払い猶予が生まれることから、キャッシュがプール可能となり、企業の資金繰りを大きく改善できる、すなわち余力を残せるのである。同社がこれまでコンサルティングを行う中で、各企業は日々の経営に忙しく、資金繰りまで意識がまわっていない企業が少なくなかったことから、こうしたキャッシュフローの改善は大きなメリットになると確信したのだ。

また、会計作業の省力化にも期待している。キャッシュフローを計画する場合、企業はさまざまなシステムから必要なデータを集め、Excelを用いた手作業で計算している企業も未だ少なくないが、SAPシステムと連動するVBIPであれば、容易に行える。請求も支払いも、データがすべてSAPシステム内にあり、しかもそのデータは正確だからだ。そしてこれも、同社が実際に体感したメリットなのである。


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SAP Business One+VBIPで請求から支払いまでを完全統合


リベルタス・アドバイザリーは、VBIPとSAP Business Oneの組み合わせこそ、中堅・中小企業にもっとも最適な組み合わせだと考えている。ではなぜ、SAP Business Oneが最適なのだろうか。

同社は、必要最低限の機能のみを集めたコンパクトなERPであることこそが、その理由だと考えている。例えば大企業にとってのSAP S/4HANAは、必要な機能を作り込んだり、外部サービスと連携したりと、さまざまな工夫を行ったうえで利用する。一方で中堅・中小企業にとっては機能が多く、また規模も大きすぎると考えたためだ。

このため中堅・中小企業は、まずSAP Business Oneを導入し、Excelや手作業をなくしてほしいと清水氏はいう。SAP Business Oneであれば、正確なデータの一元管理を実現できる。そして業務フローも世界標準となり、競争力が増すからだ。そしてVBIPを導入することで、請求から支払いまでの統合をも実現、SAP Business Oneの価値をさらに高められるのである。



さまざまな支払いに利用可能、VBIPの可能性は無限大


VBIPによるキャッシュフローの健全化について、リベルタス・アドバイザリーは、特に現金化がすぐに求められる業界や場面に有効だと考えている。例えば債権回収のリードタイムが長い建設業界などだ。

建設業界では、元請けから数社を経由して支払われることが多く、結果的に足場関連や内装関連といった現場作業においては、支払いが最も遅くなってしまう。こうした企業は、少しでも早い入金を期待しているケースが多く、自社が支払う立場であればまっさきに支払いたいものの、元請けからの入金はまだ。

このような場合、VBIPを利用すれば即座に支払いが可能だ。自社も余裕を持って入金を待つことが可能となる、まさにWin-Winの関係を構築できるのである。

同社では、利用シーンはまだまだ考えられ、可能性は無限大であると期待を膨らませる。例えばシステム構築におけるベンダーへの支払いをVBIPで行ったり、大きな金額となるクラウド利用料の支払いに利用したりといったものだ。さらに、同社がスポンサー契約を行っている福岡ソフトバンクホークスのスポンサー料についても、VBIPが利用できるとわかるなど、その活用シーンはまさに無限大といえよう。

なお繰り返しになるが、VBIPで支払った場合、支払われた側から見れば通常の銀行振込と変わらない一方で、支払い側は最大で55日後の猶予が生まれるため、そのメリットは大きい。



中堅・中小企業の大きな武器「SAP Business One+VBIP」


リベルタス・アドバイザリーは今後、SAP Business One+VBIPの導入を、強力にサポートしていく。キャッシュフローの健全化はもちろん、両者を導入することで、アナログな業務を一気にデジタライゼーション可能であり、これこそが中堅・中小企業の大きな武器になると考えているからだ。

導入に関しては、まずシンプルにVBIPを利用することを念頭に、どのような取引においてVBIPをしたいのか、導入時に丁寧にヒアリングするとしている。これはあまり利用しない取引などにもVBIP対応をしてしまうと、マスタ改修などに大きな工数がかかってしまうからだ。できる限り工数を減らし、限られた予算と時間を有効に使ってほしいとする、同社ならではの真摯な姿勢といえよう。

もちろん、SAP Business One以外のSAPシステムと同時に導入する場合や、既存の各SAPシステムに対して、VBIPだけを導入するという場合も対応可能だ。

もしいま、キャッシュフローの健全化や、会計処理作業の省力化、企業のデジタライゼーションに関心があるのであれば、リベルタス・アドバイザリーに相談してみてはどうだろうか。必ずや企業のDXを、伴走役となって共に走り続けてくれるはずだ。

自社導入


株式会社リベルタス・アドバイザリー


設立:2015年10月1日

資本金:2,000万円

事業内容:ITアドバイザリーサービスの提供、ビジネスコンサルティングサービスの提供、SAP関連ビジネス、

Concurサービス導入支援、Web Bridge・LABCOA導入支援 等

パートナー企業


ビザ・ワールドワイド


URL:https://www.visa.co.jp/

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