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・200以上の定型レポートを標準でご提供、レポート作成の工数を削減
・柔軟かつ細やかなアクセス権限管理により、内部統制も実現
・誰もがデータ分析できる、利用ユーザー無制限のサーバーライセンス方式

すべての従業員がデータ分析できる環境を短期間で構築
現場の見たいと内部統制を両立するSAP専用BIテンプレート「VisAP」

すべての従業員がSAPデータの分析を実現できる「VisAP」

 

データドリブン経営が重要視される昨今、データ分析は経営層だけのものではなく、すべての従業員が自由に行えることが大切だと考えており、実際に多くのお客さまから同様のご意見を頂戴しております。一方で、基幹システムであるSAPデータを分析に活用するためには、さまざまなハードルを乗り越えなくてはならず、簡単には実現できません。

こうしたニーズに応えるためISIDは、すべての従業員が自由な分析を行うための製品、SAP専用BIテンプレート「VisAP」の提供を開始しました。

VisAPは、豊富なレポートテンプレートと柔軟なアクセス権限管理機能を併せ持ち、ノンプログラミングで自由にSAPデータを分析できる製品です。製品には200以上のレポートが実装されており、導入後すぐに分析が可能です。また、RDBや多次元DBをもとに、ユーザが自由に条件設定可能な自由分析レポートも構築可能。さらにレポート作成や権限管理・レポート配信といった操作は、すべてWebブラウザから行え、これらにプログラミングは必要ありません。

VisAPは、誰もが自分の望む方法で、自由にデータ分析を行いたいというニーズを、内部統制を効かせつつ実施してほしいという、ISIDの想いから誕生した製品です。今回は、VisAPがどのような製品なのか、詳しく紹介いたします。

 


確かな内部統制を確保する完全WebベースのManaged BIツール

 

SAPデータを分析に活かすためには、まずどのような指標でデータを分析したいのか、レポートの内容を検討しなければならず、実現には要件定義から開発といった多くの時間と工数が必要です。これはデータを分析して経営や行動に活かすといった、トライアンドエラーを繰り返すことを難しくする大きな要因となっています。

こうした懸念はVisAPを導入すれば解決可能です。VisAPは最初から200以上のテンプレートを備えており、導入後すぐに多言語対応(日英中)されたWebブラウザ上の画面で、データを参照可能だからです。出力形式もWebブラウザでの参照や、Excel・PDFでの書き出しも可能なため、それぞれの従業員が持つ、さまざまな分析ニーズに応えられます。

一方で、従業員による自由なデータ閲覧は、内部統制という視点で不安が残ります。そこでVisAPは、細かなアクセス権限管理機能を備えました。例えば、自部署のデータのみを閲覧可能としたり、部署や役職に応じてドリルダウンできる階層を限定して閲覧可能としたりと、触れられる情報の種類や範囲、深さを自由にコントロール可能です。もちろんこれらの権限設定も、すべてWebブラウザから操作可能で、Active Directoryユーザのインポートも可能です。

その他、組織変更における集計や参照に対応していることも特徴です。たとえば過年度の組織階層で集計したり、当時の部署名で参照したりといったことも、柔軟に行なえます。

ノンプログラミングで自由分析を実現できる点も、VisAPの大きな特徴です。RDBや多次元DBをもとにした、ユーザが自由に軸や条件設定可能な自由分析レポートを、レポートの作成から権限管理、レポート配信まで、すべてノンプログラミング&Webブラウザのみで実現できます。そうVisAPは「完全Webベース」のManaged BIツールなのです。

 



 

最短1ヶ月で導入、データ抽出からレポート作成をワンストップで利用可能

 

最短1ヶ月で導入できる点も、VisAPの大きな特徴です。従来SAP ERPからデータを取得し分析しようと考えた場合、まず要件定義を行い、レポートやテーブル定義、キューブ設計からSAPシステムの解析、そしてI/Fの設計からプログラム開発を行う必要があり、もちろん試験も実施しなくてはなりません。これらを実施する場合、一般的に4ヶ月程度が必要で、さらに完成してみなければ構築されたレポートの品質もわからないという問題もあります。

一方VisAPは、すでにレポートが完成された状態であるため、導入はお客様に合わせたFit&Gapと設定作業を行うのみで導入できます。もちろん、ご要望に合わせた独自要件への対応や、クラウド環境への構築も可能です。

また、VisAPにBusinessSPECTREを組み合わせることで、最短1ヶ月程度で、データ抽出からデータ格納、データウェアハウス化からキューブ、レポート化までをワンストップで実現できます。BusinessSPECTREはSAP ERPに格納された大量の業務データを素早く抽出、Microsoft SQL Serverへ転送します。さらにSAP ERP以外の他システムに存在するデータを組み合わせることも可能なため、企業の持つさまざまなデータを不足なく分析に活かせます。

なお、VisAPはライセンス体系にも工夫があります。BIツールのライセンスには、1ユーザあたりといった設定がされている場合がありますが、こうしたライセンスでは、すべての従業員にデータ分析を実施してもらいたくても、コストを考慮したライセンス発行を行わざるを得ません。ISIDは、すべての従業員がデータを利活用してほしいという思いから、ライセンスをサーバーライセンス方式とし、利用ユーザ数を無制限としています。

 


さまざまな活用ができるVisAPで真のデータドリブン経営を目指す

 

最後に、VisAPの導入効果を紹介いたします。

まず、SAP S/4HANAへの移行を見据え、アドオンを削減するためにVisAPを導入する場合です。既存のSAP ECCに存在していた帳票系アドオンを、予めVisAPに置き換えることで、SAP S/4HANA移行時のダウンタイム低減が可能です。

次に、「特定のデータのみを見せたい」というマネジメント層の要望をVisAPで実現する場合です。管理者は部門ごとに見せる数字を制限したいものの、分析の自由度は与えたいと考えていました。また属人化の恐れがあるExcelでの分析も廃止を検討していました。こうした場合、VisAPの導入によりシステム管理者や部門長などがユーザ権限を調整することで、閲覧権限の設定(分析軸の表示/非表示やユーザ操作の可否など)を実現できます。

また、「様々な切り口でデータを見たい」という現場の要望に対しても、VisAPが役立ちます。例えばExcelのピボットテーブルのように、分析軸や項目を自由に入れ替えたレポートが見たいといったニーズや、データを見る「切り口」を保存しておきたいといったニーズです。VisAPであれば、Webブラウザで閲覧する際に、分析軸をドラッグアンドドロップするといった直感的な操作で実現できます。またレポートに対する分析軸の表示非表示やソート、条件付き書式といった設定も保存可能です。

ISIDは、VisAPを通じて、すべての従業員が自由にSAPデータを分析・活用できる環境をご提供しています。ぜひ、VisAPを導入し、「すべての従業員によるデータドリブン経営」を実現してください。

パートナー企業

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株式会社電通国際情報サービス

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