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「SAP AWARD OF EXCELLENCE」を13年連続で受賞した
NTTデータ グローバルソリューションズが注目する
数量と金額ベースでの着地管理を実現する「SAP IBP」

SAPプロジェクトを専門に行う、NTTデータ グローバルソリューションズ

 

株式会社NTTデータ グローバルソリューションズ(以下、NTTデータGSL)は、2012年に設立されたSAPソリューションに特化した企業です。それまでNTT DATAとして蓄積した、多くのSAPソリューションに対するノウハウを集約し、導入から保守までをワンストップで提供しています。その社名が示すように、グローバル展開も得意としており、例えば海外に複数の拠点を持つ場合や、海外進出を目指すといった場面でも、私たちが持つ豊富な経験を活かしたサポートを提供できることも強みです。

設立以来、私たちは多くのSAPソリューションの導入プロジェクトなどを経験しています。その実績はSAP社からも高く評価され、今年3月には「SAP AWARD OF EXCELLENCE 2025」を2部門で受賞。これは13年連続の受賞となる快挙です。

そしていま、私たちNTTデータGSLがとくに力を入れているのが、先を見通しにくい世の中に必須ともいえるIntegrated Business Planning、すなわち「SAP IBP」なのです。


 

サプライチェーン向け計画ソリューション「SAP IBP」

 

SAP IBPは、製造業向けに提供されるクラウドベースのサプライチェーン計画ソリューションで、需要、供給、在庫、販売事業計画 (S&OP)といったさまざまな計画プロセスの統合を実現します。大きな特徴として、金額をベースとした収益シミュレートを実現できる点があります。例えば経営計画を行おうとした際に、コストや原価、利益といった金額面を軸にし、年度における標準売価や予算、収益と販売数のバランスといったシミュレートが可能です。その他にも、情報を確認しやすいWebベースでのUIや、従来の経営計画や予測で活用されてきたExcelとの直接連携を実現するなど、豊富な機能を備えています。

このSAP IBPは6つのモジュールで構成され、基本となるモジュールが「Sales & Operations Planning」です。このモジュールは需要計画や拠点を横断した供給計画などを担っており、まずはこのモジュールだけを導入し、あとから他の5つのモジュールのライセンスを追加することが主流となっています。

モジュール「Supply Chain Control Tower」は、パフォーマンス分析やビジネスネットワークコラボレーションなどを実現でき、「Demand」では統計需要予測やプロモーション分析、需要感知などを実現できます。

また在庫の最適化を担う「Inventory」や、実需要をベースとした補充計画を担う「Demand-Driven Replenishment」、そして工場の生産能力や納期、オーダーをもとにして生産計画を補助する「Response & Supply」があります。

 


 


海外拠点間の連携を強化し、リアルタイムでの問題把握を実現

 

未来予測が難しい「いま」だからこそ、具体的な数値をもとにしたさまざまな予測を実現できるSAP IBPが、多くの企業から注目されています。

ここではNTTデータGSLがSAP IBPを導入した、2つの事例について紹介します。

まず業務用の音響機器からセキュリティ機器の製造・販売まで手がけるTOA株式会社への導入事例です。同社はグローバルの環境変化に対応した在庫の適正化を行うべく、日本とアジアにある複数の生産拠点間のコミュニケーションを密にしたいと考えていました。また、短期間で効率よくPSI計画を実現したい、業務改善を行いたいという思いもありました。

こうした課題を解決するために私たちが導入したのが、SAP IBPです。SAP IBPの導入により、高い精度の将来予測を実現するとともに、安全在庫の適正化や、アラート機能の利用による各拠点間における、リアルタイムでの問題把握や対応といった高度化を実現しました。

もうひとつ、SAP IBPの導入で大きな成果を上げたのが、グローバル各拠点間のコミュニケーション強化です。SaaSであることを活かし、利用権限をグローバル各拠点に付与することで、SAP IBPの中で強力なコミュニケーションを実現。これにより、スピーディな計画見直しをも可能にしたのです。

なお本プロジェクトでは、Fit to Standardでの導入による業務の標準化も実現しています。



数量と金額の両方を利用し、精度の高い着地管理を実現

 

次に、プロジェクタやプリンタなどのOA機器を製造・販売する、国内大手製造業A社への導入事例を紹介します。

A社ではこれまで、中長期計画などをExcelで作成、管理していましたが、計画の根拠が不明といった問題がありました。また、Excelでの管理は直感的に作成できるというメリットがあるものの、状況の変化に対してタイムリーに対応できない点、PSI状況の把握ができないといった問題もあります。さらに計画そのものに関しても、見通しの精度が低く、例えば数量に対する金額換算ができない、収益を即座に把握できないといった問題点もありました。

私たちはSAP IBPの導入によって、これらの問題を解決しました。A社への導入もSAPのベストプラクティスであるFit to Standardで行い、短期間での導入に成功。導入後は、販売計画や需給計画、さらにグローバル計画といった予測に関する内容を、すべてSAP IBPで実施しています。

そしてSAP IBPの導入は、さまざまな予測において高い精度をもたらしています。例えば短中期の予測では、最新情報を実績に基づいた数量ベースの数値が利用可能。中期以降の予測に関しても、数量と金額ベースでの予測が行えます。SAP IBPの導入で、足元の実績を見ながら、精度の高い着地管理を実現したのです。


 

SAP IBPの導入こそ、変化に対応するための大切な準備

 

いまSAP IBPへの関心は増えており、大手企業だけではなく、準大手企業からも多くの問い合わせを頂いています。これは、グローバルレベルで起こり得るさまざまな変化に対応するために、着地管理の高度化を目指す企業が増えているためです。

そして私たちは、SAP IBPが着地管理高度化の実現に、最適なソリューションだと考えています。そして同時に、SAP IBPを導入することこそ、将来起こり得る変化に対応するための、大切な準備だと確信しています。

もし需要、供給、在庫、販売事業計画 (S&OP)、着地管理といった部分に不安をお持ちであれば、ぜひNTTデータGSLにお問い合わせください。SAP IBPはもちろん、SAP S/4HANAをはじめとするさまざまなSAPソリューションを、導入から運用保守まで、私たちがワンストップでサポートいたします。

 

※SAP及びその他のSAPの製品やサービスは、ドイツ及びその他の国におけるSAP SE(またはSAPの関連会社)の商標もしくは登録商標です。

※その他記載されている、会社名、製品名、ロゴなどは、各社の登録商標または、商標です。

パートナー企業

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株式会社NTTデータ グローバルソリューションズ

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