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SAPシステム内のデータの価値を高め
AIによる新たなデータ活用の可能性を提供する
Qlikのデータ統合ソリューション

SAPデータの活用に関する高いニーズとさまざまな課題

 

昨今、ビジネスにおける意思決定に、自社が保有するデータを活用したいという企業が増えています。これは私たちQlikがAWSとともに行った、データ活用についてのアンケートにも現れており、特に日本では9割もの企業がSAP内のデータを外部に出し、ビジネスに活用したいと答えたことからもわかります。

こうした背景から私たちは、SAPデータの活用を支援するため、様々なセミナーや企業とのディスカッションを開催。その中で多くの企業から、データ活用における課題を共有しました。各社ともデータ活用の重要性を理解していて、データ活用に関する取り組みを行ったものの、課題は多く、アプローチもさまざまであり、ベストプラクティスが存在していない、というお声を多数お聞きしました。

例えばデータ収集における課題では、「SAPデータと非SAPデータ、それぞれのデータ取得に時間がかかってしまい、フレッシュなデータが分析に利用できない」「SAPデータとそれ以外のデータをかけ合わせたいが、意図したデータ連携ができない」「SAP純正ツールでデータを取得しているが“踏み込んだデータの取得”にはハードコーディングが必要で、今後のメンテナンスが心配」「部分最適の結果、部門ごとにデータウェアハウスがあり、データ連携が難しい」などがありました。

またデータ分析に関する課題には、「多くのBIツールがあるが、最終的にはExcelでの分析がやりやすい」「一方、Excelだと属人性が強くなり、真のデータ共有につながらない」「意思決定にリアルタイム性が必要な場合、ダッシュボートの情報が“いつのデータか/正しいデータか”という不安がある」「SAP BWで分析できているものの、保守期限が迫っている」などがあります。

このように、多くのSAPユーザが抱えるデータ活用の課題は、SAPデータと非SAPデータ両方のデータ収集と、その分析方法にあります。そしてこれらの課題は、私たちの提供するQlikデータ統合ソリューションを導入することで、解決できるのです。



SAP・非SAPデータの結合はさまざまな環境に対応

 

データ分析にあたり、まずSAPデータを収集し、非SAPデータとの結合が必要となります。一方で、SAPシステムとその周辺システムの環境は企業によりさまざまであり、これまでベストプラクティスと呼べるソリューションはありませんでした。特に既存データがどこにあるか(クラウドかオンプレか)が一つの課題でした。Qlikのソリューションはそれぞれに対応可能です。

まずSAPデータがオンプレミス環境にある場合です。SAPシステムは堅牢性と正確性が重要視されます。このため本番稼働中のデータやサーバーに影響を与えることなく、SAPデータを別のプラットフォームに複製。複製後もほぼリアルタイムでSAPの最新データを更新するため、タイムラグのない、フレッシュな分析のためのデータ環境が構築されます。データ収集はHANAからはもちろん、SAP ECCからのデータ収集にも対応しています。

しかし仮にリアルタイムでデータを収集できたとしても、そのデータが分析可能な状態でなければ意味がありません。Qlikでは、データウェアハウスの構築をもリアルタイムで行い、データをすぐに分析可能な状態にします。データウェアハウス構築の自動化には大きな特徴があります。これまで培ってきたベストプラクティスをもとに、データ構造を再設計、抽出・ロード・マッピングを行うという一連の作業を、AIの力を活用してノーコードで実現していることです。

そしてサードベンダーが提供するクラウドアプリなどのように、非SAPデータがクラウドにあっても同じように、SAPデータをリアルタイムで収集し、同時にデータウェアハウス構築を自動で行うことが可能です。

さらにQlikのデータ統合ソリューションを利用することで、データを収集する経路が明確になるため、データの品質を担保できます。



分析環境をすぐに実現できるSAPアクセラレーターパッケージ

 

分析環境の構築は「SAPアクセラレーターパッケージ」が担います。収集したデータをいざ分析しようとした場合、従来であればダッシュボードを設計し、必要なデータを取り組むためのデザインやテストが必要となるため、即時ビジネスに活かすことは難しいといえました。一方、私たちのSAPアクセラレーターパッケージは、販売管理、財務分析、在庫管理など具体的な場面を想定したテンプレートです。データを流し込むだけですぐに分析できます。分析に使用するデータはフレッシュそのものですから、これまで難しかったリアルタイムでの状況確認も、ダッシュボートから行うことが可能となります。私たちがこれまで培った経験をもとに作られた「もっとも情報を把握しやすい画面」で確認できるため、ビジネスにおける重要な意思決定を加速させるはずです。

SAPアクセラレーターパッケージは、私たちQlikが考える「SAPデータ活用のあるべき姿」を、実現できるソリューションです。あるべき姿とは、SAPデータと非SAPデータを一元的に集約し、データの信頼性を担保した状態で活用することに他なりません。SAPアクセラレーターパッケージはデータの収集から分析までを、どのようなルールで行っているか、しっかりと担保できるソリューションとなっており、まさに来たるべきAI時代を見据えたデータ品質を備えています。

AIに与えるデータは、不確かなものであってはなりません。だからこそデータの品質の担保が大切であり、この品質こそが、ビジネスにおける競争力の源泉となるのです。



SAPデータの価値を高めるQlikソリューション

 

Qlikのデータ統合ソリューションとSAPアクセラレーターパッケージを利用すれば、SAP、非SAPデータをほぼリアルタイムで統合し、ビジネスユーザーが安心してすぐに使えるデータを提供し、あらかじめ用意されたテンプレートにより、すぐに利用できカスタマイズ可能なダッシュボードを構築できます。

これにより、在庫、財務管理業務において、リアルタイムの情報をもとにした迅速な経営判断が可能となります。また、今後のAI活用に必要な、出自が明確な「正しい」社内データ環境の構築も可能です。

SAPシステム内のデータの価値を高め、AIによる新たなデータ活用の可能性を提供するQlikソリューション。ぜひご期待ください。

パートナー企業

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クリックテック・ジャパン株式会社

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