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・異なるシステム、名称・レイアウトのDBテーブルの比較が可能
・集約・比較のキー項目の自在な設定が可能
・集約結果・比較結果のアドオンテーブル出力が可能

SAP S/4HANAシステムのDBレコードを集約・比較
現新比較を効率化する「SAPシステム DBレコード比較プログラム」

標準機能SCMPでは、トランザクションテーブルの比較はできません!!

 

SAPシステムには、DBテーブル間のレコードを比較する標準機能(Tr-cd:SCMP)があります。

この標準機能は、主にマスターテーブルのレコード比較には効果的に利用することができますが、トランザションテーブルのレコード比較では、以下の理由により、利用できないケースが多々あります。

 

■DBテーブル間のレコードのマッチングは、そのDBテーブルの主キーによって行われますが、主キーに内部採番の伝票番号が含まれる場合、伝票番号を2つのシステムで一致させることが困難なため、DBテーブル間でレコードをマッチングすることができません。

 

■不具合原因の切り分けを効率化するために、レコードを段階的に集約して比較する場合、Microsoft Excelなど外部ツールにレコードをエクスポートして集約した上で比較する必要がありますが、外部ツールで大量レコードを扱うには多く の時間を要します。

 

DBレコード比較プログラムが、SAPシステムの現新比較を効率化します!!

 

SAPシステム DBレコード比較プログラム」は、このような標準機能(Tr-cd:SCMP)の欠点を補い、DBテーブルのレコードの現新比較を効率的に実現する以下の機能を有します。

 

(1)集約機能

自在な設定により、指定した集約キーによりDBテーブルのレコードを集約します。

 

●集約キーや集約対象項目・出力対象項目を自在に設定して集約することができます。

●集約結果は、ALVだけではなくアドオンテーブルにも出力できますので、本機能で集約したレコードを次の比較機能で利用することができます。

 

(2)比較機能

柔軟に設定を行い、2つのDBテーブルのレコードを比較します。

 

●自在に設定した比較キーによるマッチングだけではなく、DBレコードを比較キーでソートした順でマッチ ングすることができます。

●比較対象項目を選別することにより、例えば内部採番の伝票番号や伝票日付などテスト時に2つのシステム間で一致させることが困難な項目の差異を無視することができます。



3つの特長で、SAPシステムの現新比較のテスト効率化効果を高めます。

 

(1)異なるシステム、名称・レイアウトのDBテーブルの比較が可能

SAPシステムのインスタンス・クライアントが異なるDBテーブルや、DBテーブル自体の名称やテーブルレイアウトが異なる場合でも、比較対象項目の名称が一致さえしていれば、DBテーブルの比較を行うことができます。

本プログラムが自動的に比較結果を判定しますので、目視によるミスを排除し、テスト品質を向上するとともに、比較対象項目・出力対象項目を選別することにより、伝票番号や日付項目など無視すべき差異を排除したテスト結果を適切に判定することができます。

 

応用的な利用方法として、例えば、あらかじめ用意したアドオンテーブルに、テスト実行結果の期待値となるレコードを登録し、テスト実行により更新されたDBテーブルと比較することで、テスト結果を検証することができます。

 

(2)集約・比較のキー項目の自在な設定が可能

DBテーブルの主キー以外の任意の項目を比較キーとして設定することができます。

レコードのマッチング方法は、比較キーでのマッチングに加え、比較キーによるソート順でのマッチングを可能とすることにより、多様なパターンの現新比較を実現します。

内部採番の伝票番号をDBテーブルの主キーに含むトランザクションテーブルでも、本プログラムでは、比較キーによるソート順でのマッチング機能により直接比較することができます。

 

(3)集約結果・比較結果のアドオンテーブル出力が可能

本プログラムの集約機能・比較機能それぞれの実行結果は、ALVによる画面表示だけではなく、あらかじめ用意したアドオンテーブルに出力することもできます。

レコード数が多くなると、ALVでの表示や、ALMからのExcelへのエクスポート、エクスポートしたレコードを保存したExcelファイルを開くのにも時間を要し、作業に支障をきたします。

SAPシステムのアドオンテーブルに出力することにより、標準機能(Tr-cd:SE16、SE16Nなど)を用いて、スピーディに集約結果や比較結果を確認することができます。

 

現新比較を総合的に支援する「現新比較検証ソリューション」

 

約40年にわたり検証サービスを提供し、「高度な品質管理・テストのスキル」に強みを持つベリサーブでは、これまでテスト実行時の画面キャプチャの現新比較を効率化する「現新比較ソリューション」を提供してまいりました。

今回、SAP S/4HANAシステムへの移行や、バージョンアップ・海外展開などプロジェクトに伴い発生する課題に対して、ベリサーブのお客様の要求から生まれた、 SAPシステムのDBテーブルのレコードを現新比較する「SAPシステム DBレコード比較プログラム」を提供することにより、以下を実現し、SAPシステムのテスト効率化を支援します。

 

● テスト実行時の画面キャプチャおよびDBレコードの両面からの現新比較の効率化

● テスト担当者に高い負荷がかかるトランザクションテーブルのレコードの現新比較の負荷を大きく軽減

● 目視による人的ミスを排除した現新比較による回帰テストの品質向上




パートナー企業

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株式会社ベリサーブ

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