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2021サポーターソリューション

ウィプロ・ジャパン株式会社

DX/クラウド化/テストにおけるさまざまな問題を解決する
グローバルな知見と実績を活かしたWiproの3サービス

グローバルにビジネスを展開するWiproでは、日本企業の抱えるさまざまな問題の解決に向けて、グローバルに展開しているサービスを日本企業向けに最適化しております。今回はそのなかから3つのサービスを紹介します。


3つのPoints

・S/4HANAを中心としたDXを構築済デジタルソリューションで迅速に実現

・クラウド移行にベネフィットを加えるクラウドトランスフォーメーション

・テストの無駄を省き自動化でTCO削減を実現するテストファクトリー



🔶グローバルな知見と実績を活かしたWiproが提供する3つのサービス


Wiproは1998年に日本での事業を開始してから今日に至るまで、グローバルな知見と実績を活かして、日本企業のグローバル化を支援してまいりました。ITプロダクトエンジニアリングの提供、ビジネスアプリケーションの統合、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)、クラウド・インフラストラクチャプラットフォームの提供、さらにIoT/AIを含めたデジタルトランスフォーメーションなどのサービスを展開しています。また、横浜および東京にオフショア開発センターを設置し、国内のビジネスを強力にサポートしています。今回は日本企業向けに最適化した3つのサービスを紹介いたします。






🔶S/4HANAを中心としたDXデジタルソリューション


DXは業種によって取り組むテーマや、解決したい問題に違いがあり、検討や設計には時間を要します。一方で、早急に取り組みを進めなくてはならないことも現実です。Wiproは、こうした日本企業の悩みを解決するためのサービス「デジタルソリューション」を展開しています。


デジタルソリューションはS/4HANAを中心とした、DXを加速させるサービスです。導入を迅速に行うため、多くのDXデジタルソリューションを、先行投資として開発しました。これらSAP 認定済の業種別ソリューションをベースとして活用いただけます。自社のテーマに沿ったソリューションを見つけ、自社に合わせた差分要件を投入するだけで導入できます。つまり、差分要件の投入だけで完成が可能になることから、導入期間はもちろんのこと、コストやリスクも最小限に抑えられます。


デジタルソリューションは、製造業を始めとして電気ガス業界、サプライチェーン向けなど多岐にわたり、業種・業務ごと、種類も機能も多岐にわたって構築しています。ここでは、サプライチェーン向けデジタルソリューションを紹介します。ある工場が、災害などの影響で停止したとします。このとき企業は、その工場の注文状況を確認し、他のプラントの空き状況を確認、追加発注を行うといった対応を行うでしょう。しかしどの地域の、どの工場に供給余力があるかといった調査には時間がかかります。さらに、そのデータがリアルタイムに反映されていない可能性もあります。


Wipro のデジタルソリューションなら瞬時に対応できます。自動で余力のある工場を見つけ、迅速に発注処理が行えるのです。もちろんデータの反映もほぼリアルタイム。時間もリスクもコストも削減できます。多くのデジタルソリューションは、デモも可能です。ぜひお問い合わせください。



🔶クラウド移行にベネフィットを+クラウドトランスフォーメーション


S/4HANAへの移行を計画した場合、クラウド移行を同時に行おうと考えることが多いと思います。その理由として、現状オンプレミスで稼働しているシステムが、サーバのOSやデータベースが古いことも考えられます。またサポートが切れている(またはサポート切れが近い)といった場合、ベンダー対応も受けられないため、大きなリスクを抱えていると言わざるを得ません。だからこそ、S/4HANAへの移行タイミングでクラウドしたいという要望は、少なくないのです。


しかしクラウド化を急ぐあまり、既存環境をそのままクラウド化すると、問題も残ります。アプリケーションに変更の必要がない=アプリケーションは古いままだからです。クラウド化できたとしても、ベネフィットが小さいといえます。Wiproの「クラウド・トランスフォーメーション・サービス」は、単なるクラウド化ではありません。これまで利用していたアプリケーションをクラウド環境に移行するだけでなく、SAPソリューションはじめとする、新しいプロダクト製品に置き換える「COTS 置き換え」を実施します。


どのアプリケーションをCOTS置き換えし、どのアプリケーションを仮想化だけに留めるのかは、Wiproが最適解を見つけてアプローチ。さらに独自のクラウド・トランスフォーメーション統合管理ツール「Cloud Studio」によって、的確なアセスメントを提供します。


古い言語で作られたアプリケーションの最新化や、SAPソリューションに置き換えることで、メンテナンス負荷も軽減されます。これにより、ビジネス要件を満たしやすくなるばかりか、DX推進もより加速できるのです。もちろんクラウドプラットフォームは、Azureや

AWS、Google Cloudなど、すべてに対応しているため、自社に合わせたものを選択できます。



🔶テスト効率化と自動化でTCO削減。企業内テストファクトリーの構築


システムのテストは、大変コストの掛かるものです。とくに長年利用しているシステムの場合は無視できない、大きなコストとなります。たとえば30年前に作成したシステムであれば、初期のテスト仕様があります。そして業務要件の変更があるたびに、追加のテスト仕様を作成し実行。四半期に1回試験を行ったと仮定しても、100回以上のテストを行うことになるのです。結果、膨大かつ捨てられないテストケースが残ります。


Wiproはテストをいかに体系化するか、そしてどうツールで自動化するかを、長年サポートしてきました。その中で見えてきたのは、テストケースの4割について内容が重複している、すなわち実施しなくていい内容なのです。3割は自動化可能で、2割は部分的に自動可能。残る1割が手動でしか対応できないものとわかりました。


こうした経験から生まれたのが企業内への「テストファクトリーの構築」です。テストファクトリーは、さまざまなアプリケーションのテストを横串で行う組織です。組織の構築を、Wiproのテストエキスパートが、コンサルティングサービスとして支援します。そしてテストファクトリーの中で、どの部分が自動化できるのかを判断し、自動化を進めるのです。


Wiproは、単純にテスト自動化ツールを導入しただけでは、品質確保にはならないと考えています。だからこそ、テストファクトリーによってムダな仕様書を排除し、必要な部分を自動化する。そして障害発生時には、原因特定を行うといったことまで行い、高いトレーサビリティと品質を確保するのです。これは結果的に、TCOの削減に繋がります。


これまでも多くの企業に好評をいただいており、テストだけをご依頼いただく案件も、数多くございます。要件定義と構築は別なベンダーが行い、テストフェーズのみ、Wiproが行うといったケースも少なくありません。いまのテスト方法に、ムダがあるとお考えなら、ぜひWiproにご相談ください。




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