2021サポーターソリューション

株式会社 SNP Japan

第三の移行アプローチで短期間かつ低コストなS/4HANA移行を実現
秘密は選択的データ移行「BLUEFIELD™」/「CrystalBridge」

S/4HANAへの移行はもはや待ったなしの状況といえます。一方で、これまでメジャーな方法である新規構築やアップグレードには、時間的/コスト的な課題があることも事実です。これを解決するのがSNPの提供するソフトウェア「CrystalBridge」による第三の手法、「BLUEFIELD™ アプローチ」です。


3つのPoints

・S/4HANA移行アプローチに存在する課題

・第三の移行アプローチ「選択的データ移行」

・BLUEFIELD™とCrystalBridgeで企業のDXを推進してほしい



🔶S/4HANAへの移行は急務だが課題もある2 つのアプローチとは


現在、いわゆる2027年問題に対して、多くの企業が対応に苦労されています。この2027年の崖を乗り越えることは、デジタルトランスフォーメーション推進の第一歩ともいえ、とても重要な課題です。ではまず、どのような移行アプローチがあるのか確認してみましょう。


まず新規導入です。移行を諦めてS/4HANAを新規に導入、旧システムは放棄します。次にS/4HANAへのアップグレードです。現在保持しているデータを、できる限りすべて移行します。しかしこれら2つの方法は課題もあります。


新規導入では現在稼働中のECCをそのままに、S/4HANAを稼働させる方法です。プロジェクトは12か月〜24か月程度。将来的にECC環境を放棄できるとはいえ、税法上データの保持が必要な7年/10年という期間は平行運用が必要です。また、過去のデータはS/4HANAに反映できないため、平行運用中の業務効率は大きく下がるといえます。もちろん運用コストも両環境に必要です。


次に通常のアップグレードを行う場合を見てみましょう。こちらも移行作業の期間が12か月以上と長期に渡ります。これはECCのデータとプロセスをS/4HANAに再構成するためで、修正箇所が多く、テストを繰り返す必要があるからです。事業の継続性を考えると、これまでのデータを引き継ぐ形でS/4HANAへ移行することが望ましいことはいうまでもありません。しかし、これまで蓄積してきたすべてのデータを移行することは、移行そのものに時間がかかってしまいます。またあくまでもECCのas isをS/4HANAで再現するため、DX化が困難といえます。


それではS/4HANAへの移行はどのように行うのがベストなのでしょうか。それがSNPの提唱する選択的データ移行「BLUEFIELD™ アプローチ」です。





🔶最短半年でS/4HANAに移行できる第三のアプローチBLUEFIELD™


BLUEFIELD™ アプローチは、第三のS/4HANA移行方法です。まずシステムであるS/4HANAを構築します。その後、本当に業務に必要なデータだけを選択して、段階的に移行する方法です。この手法から、選択的データ移行とも呼んでいます。


業務に必要なデータだけを選ぶとはどのようなことなのか、具体的に説明します。たとえば15年前、20年前のデータです。この中で、税法上保管して置かなければならないデータ(7年/10年)は必ず移行が必要ですが、それ以外の部分については、分析に必要なデータ以外は必要ありません。また取引データや企業データにも、長期間取引が行われていないデータもあります。こうしたデータの移行は、ムダなデータを移行することに他なりません。BLUEFIELD™ ではこうした不必要なデータを排除し、データ量を削減、結果的にS/4HANAへの移行期間も短くなります。


また段階的に移行を行うため、ビジネスタイムのダウンタイムはほぼゼロ。これは過去のデータから少しずつ移行するためで、最終的に移行するデータは直近数日分。ごく短時間で終わるため、ビジネスタイムを阻害することがありません。


そして、この考え方に基づき最短半年でS/4HANA移行を実現できるのが、SNPの統合データマイグレーションソフトウェア「CrystalBridge」です。



🔶BLUEFIELD™ アプローチを実現するデータマイグレーションソフトウェアCrystalBridge


CrystalBridgeは単なるアップグレードツールではありません。システムを分析し、データをS/4HANAに最適化します。これはSNPが25 年に渡りデータトランスフォーメーションを行ってきた、まさに集大成とも呼べる製品なのです。


CrystalBridgeには、S/4HANAへの移行やD B/O Sの変更などを行う「MOVE」をはじめ、豊富な機能が用意されています。企業の統合などに活躍する「MERGE」機能、分社などに対応する「SPLIT」、勘定科目や会計年度変更を行う「HARMONIZE」です。このどれもが、カットオーバー時のダウンタイムをほぼゼロで行えます。


まずCrystalBridgeは既存システムを分析。この結果をもとに、どのデータを移行するかを決定します。分析はさまざまな項目を多岐にわたって行い、その総数は35万箇所にもおよびます。たとえばアドオンにおけるハードコーディングを見つけることや、インターフェイスをカスタマイズしているかといった分析。そしてデータの使用状況やデータサイズ、その相関、また外部システムとの連携状況や使用状況も分析します。


分析結果はグラフィカルなGUIで確認可能です。使っていない外部接続を削除することや、古いデータの削除、不必要な顧客情報の削除もGUIから行えます。また、ECCとS/4HANAの構造上の違いも解決します。テーブル数や機能の違いも考慮した上で、分析、解決するのです。


実際のコンバージョン速度にもこだわりがあります。たとえばコンバージョン作業は文字コードの変換なども含め、動作の高速なS/4HANAで行うことで、実行時間を短くしています。


さらにクラウドへの移行もサポートしています。Azureへ移行する場合にはスペックのシミュレートが可能で、たとえばユーザ数や伝票数、SAP数値などから価格やプランを表示。結果をもとに、ワンボタンでAzure上にサーバを構築することも可能です。



🔶未来にコストを割いてほしいから迅速かつ低コストで移行する


従来、分析には多くの人間が携わってきました。モジュールの数だけ人が必要といっても過言ではありません。しかし、CrystalBridgeならそのすべてをシステムが行うため、分析に掛かる時間は短くなります。もちろんミスや属人的といった問題も皆無です。人的コストも当然削減できます。そして必要なデータの選択と段階的移行により、プロジェクト全体の期間は短く、またカットオーバー直前のダウンタイムもほぼゼロを実現できるのです。もちろんコスト削減やプロジェクト期間の短縮に寄与し、クラウド化にも対応しています。


BLUEFIELD™ アプローチなら短期間/低コストでの移行が可能です。適切なデータトランスフォーメーションとハンドリングを行うことで、SNPはこれらの時間やコストを、DXといった未来に関わる部分に割いてほしいと考えております。



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