2021年導入事例

Centre Ingredient Technology, Inc.(導入:be one solutionsジャパン株式会社)

中堅・小規模事業者向けERP SAP Business Oneを導入した
CIT-完全リモートと時差という壁を乗り越えた
be one solutionsジャパンのプロジェクトとは

Centre Ingredient Technology, Inc. は、これまで手書きやExcelで行っていたオフィス業務に限界を感じていたという。同時にグループ全体の基幹システムをSAPに統一するという方針も決まっていた。一方で大規模なERPは必要ないと考え、SAP Business Oneの導入を決めた。



導入前の課題

・手書きやExcel、会計ソフトでの業務に感じた限界

・4 人でのオフィス業務の情報共有に不安

・大規模なERPは必要ない


導入後のメリット

・情報共有が円滑かつ容易になった

・監査対応や内部統制もしっかりと行える

・グループ内SAP統一という方針にも対応

・be one solutionsジャパンというパートナーを得た



🔶手書きやExcelでの業務に限界を感じERPの導入を決定


高砂香料工業グループのひとつ、Centre Ingredient Technology, Inc.(以下CIT)は、アメリカに拠点を置く香料原料メーカーだ。CITは現在、オフィス業務を4人という少人数で回しており、事務や経理、人事や生産計画などもこの4人で行っているという。これらの業務は基本的に手書きかExcel、そして会計ソフトでの作業を行っていたため、情報の集約や活用、情報共有に限界を感じていたというのだ。


そこで検討したのがERPの導入だ。ERPを導入すれば認証機能によって記録が残るため、監査にも対応しやすい。また、ほかの拠点とも情報共有する必要があったため、ERPの導入が不可欠だったといえる。



C I T

President

川又 伸治氏


 

🔶S/4HANAでは規模が大きすぎる選んだのはSAP Business One


CITが選んだERPはSAP Business Oneだ。きっかけは導入するERPを本社と話し合い、会社規模を踏まえた上での選択だったという。「グループとしてSAPソリューションで統一するという流れがありました。


 しかしS/4HANAなどでは、この会社に大きすぎるんです。そこでほかのSAP ERPとの相性もよく、グループの他の企業でも使っていたSAP Business Oneに決めたんです。仮に将来S/4HANAにするといった場合にも移行しやすいこともメリットと考えました」と川又氏は振り返る。


 導入を行ったのはbe one solutionsジャパン(以下Be1s-JP)だ。最初の出会いはSAP から紹介を受けたからだというが、紹介されただけで決めようとは思っていなかった。しかしBe1s-JPが、技術的な内容から導入プロセスまでを、丁寧に寄り添って教えてくれた。また少人数で回している企業であることと、アメリカにあるという前提で、導入プランを検討してくれたという。このようなやり取りからBe1s-JPに任せれば大丈夫と確信、こうして導入プロジェクはスタートしたのだった。



C I T

Office Administrator

小泉 幸司氏


 

🔶be one solutionsジャパンが成功させた完全リモートかつ少人数でのプロジェクト


この導入プロジェクトはやや特殊な状況だったといえる。しかし順調にプロジェクトは進み、ゼロからスタートし、昨年末から開始下プロジェクトは7月から本稼働できたという。


まず今回のプロジェクトは、すべての作業をリモートで完結している。これには2つの理由がある。1つは新型コロナウイルスの感染拡大によるもの。もう1つは日本とアメリカという距離の問題だ。さらに時差という問題と、少人数での対応ということもあり、プロジェクトは困難だったように思える。しかしこれらはすべて、メリットに働いたというのだ。オフィス業務を4人で動かしているCITにとって、日中プロジェクトに全員が参加することは難しい。一方でERPの導入はこの4 人が集まることこそ重要ともいえる。このためミーティングは通常業務の後となる。この時間、実は日本時間ではちょうど朝となるのだ。このため、時差とリモートでのやり取りはむしろ円滑に進められるというメリットとなった。完全なリモートではあるが、作業画面を共有し、確認しながらの作業で進め、とくに問題はなかったという。


なおインフラはクラウドを選択している。少人数での企業において、IT担当を置くことは難しい。このため運用保守の手間がかからないクラウドは、規模に合致した唯一の選択だったという。これもリモートでの導入を円滑にできた要因だろう。クラウドインフラを含めてBe1s-JPが提供できたことも、問い合わせ窓口を一本化したいCITにとってBe1s-JPを導入パートナーとして選んだ要因の一つだった。プロジェクトを通して、Be1s-JPのサポートに感謝しているという。マスタデータの移行やレイアウトの調整といった、本来ユーザ側で行うことの多い作業もBe1s-JPが行ってくれたというのだ。川又氏には ERP導入への知見があった。


だからこそ、これについてはとても驚き、感謝しているという。さらに小泉氏は「質問に対するレスポンスがとても早いんです。そして答えも丁寧で正確です。プロジェクト中もですが、運用保守というフェーズになった現在でも、本当に信用できると思っています」と語る。





 

🔶使いやすいSAP Business oneと手厚いbe one solutionsジャパンのサポート


導入したSAP Business oneには多くのメリットがあるという。これまでの会計ソフトやExcelでの作業では実現できなかった生産、出荷といった情報も迅速に共有可能。そしてS/4HANAなどの大きなERPではない、小規模事業者向けであることから、小回りが利きとても使いやすいという。


いままで行っていた紙へのサインもSAP Business oneに。監査への対応や内部統制についても、しっかりしたものが構築できたと満足している。

「4 人のなかでERPの経験者は私だけでした。ERPとはなにかから説明を行ってもらっての導入でしたが。いまでは皆が使いこなしています。SAP Business oneもすごいのですが、やはりBe1s-JPのサポートのおかげでしょう!」(川又氏)


2021年9月現在、Be1s-JPと週一回のペースでミーティングを行っているという。CITの事情をよく知ったBe1s-JPが対応してくれていることに、大きな安心感があるという。


 

🔶今後も共に歩み続けるCIT とbe one solutionsジャパン


最後に、Be1s-JPとSAP Business oneについて、感想を尋ねてみた。

川又氏は「私たちはSAP Business oneをフルERPだと思っています。グループ会社のメインにはS/4HANAといったERPを、グループ内の小さな事業所にはSAP Business oneというのがちょうどよいと思います。Be1s-JPにはとても感謝しています」という。


さらに小泉氏は「とくに中堅・小規模な事業所にとってSAP Business oneは最適だと思います。そしてうまく立ち上げ、相談に乗ってくれるBe1s-JPは、最高のパートナーになると思います」と、Be1s-JPによる導入を勧めてくれた。


すでに来季に向けたシステム変更を年末に予定しており、ほかにも要所要所で短期プロジェクトを依頼したいと語る。今後もBe1s-JPとの共走は続いていく。



<< 会社概要 >>

Centre Ingredient Technology, Inc.

創立:1998年(2016年より高砂グループ傘下)

本社:North Carolina Rockingham

事業内容:Sales, R&D, Manufacturing of Natural Flavor Ingredients



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