復旧から復興へ ~SAPがご支援できること~

この度の東日本大震災により、多大な被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。SAPジャパン従業員一同、一刻も早い被災地の復旧・復興をお祈りすると共に被災者の皆様に様々な手段で支援をさせていただきます。
また、SAP製品をご導入頂いているお客様にとっては、ITサービスの主要な機能はSAPで担われており、SAPシステムのサービス継続計画を確立しておくことは、事業継続計画を支えるうえでも極めて重要な取組みになると考えます。
そこで、皆様がITサービス継続計画を立案する際の考え方や具体的な対処内容、更には復興に向け新たなITサービスの構築を検討される際の参考情報等を取り纏め、ご紹介させていただきます。
企業経営を支えるITシステムを支える皆様へ取り組みの一助となれば幸いです。

SAPジャパン株式会社


災害への備え‐業務を集中監視するツール及び支援(SAP Enterprise Support)

課題:災害時の業務稼働状況の把握
 ①震災直後にSAPシステムが稼働していることは確認できたが、電話が不通のため工場や営業拠点の業務に支障が出ていないかの確認が困難だった。
 ②一部業務に支障が出ていた場合でも、業務視点からその確かな原因を特定するのに時間がかかった。(部品入庫遅延、出荷遅延、オペレーター不足など)
 ③業務部門から業務の稼働状況を集中監視できる環境がない

今夏の電力消費量削減に対応した日本のお客様向けサポート体制

/sap_news/2011/07/000411.html

災害復旧(被害の最小化、失った価値を取り戻す活動)に向けたご支援

課題1:災害予防対策
 ①システムの継続計画が構築できていない。
 ②現状のシステムの2重化が構築できていない。

課題2:災害発生後復旧対策
 ①構築したシステムが本当に災害時にリカバリーできるか未確認で不安である。
 ②システムを起動させたがどうやってシステムが正しく動いているかを確認すれば良いのかが分からない。
 ③避難先からでは社内システムにアクセスが出来ず、ビジネスが止まってしまう。

課題3:計画停電対策
 ①システム全体が複雑化しているので、どのシステムからどのように停止していくべきか分からない。また、これまでにシステム全体を停止させたことがないので、問題なく起動できるかが不安である。
 ②停電中にシステムがアクセスできないとビジネスが止まってしまう。

災害復興(災害を契機に新たな価値を生み出す活動)に向けたご支援

課題1:エネルギー消費・電力消費の根本的削減を実現したい

課題2:電力需要の制御
 スマートグリッドを実現し、電力会社と消費者が共同でエネルギー利用の効率化を図るには

課題3:在宅・遠隔勤務対応(書類電子化による重要文書紛失防止、モバイル閲覧性確保)
 ①業務として"紙(文書)"無しにプロセスが進まない状況であった。紙の場所に作業場所が依存し、事務の場所を容易に移すことができなかった。
 ②遠方の拠点からの郵送が遅延し、"紙の証憑"なしに後続の手続きができなくなった。
 ③社内回覧中の"紙文書"や"証憑"が震災の片づけ作業の中で紛失した。

課題4:在宅・遠隔勤務対応(リモートによる銀行への入出金)
 オフィスにある銀行専用端末でしか、銀行関連業務を行えない。

課題5:在宅・遠隔勤務対応(セキュアなモバイルワークスタイルの確立)
 ①日本は今後、中長期的にエネルギー・電力消費の削減を根本的に見直さないといけない時代に突入する。
 ②政府は国内企業や家庭に対し今夏は一律15%の節電目標を課しており、企業はビジネスへの影響を極小化しながら対応する必要がある。
 ③節電に貢献しつつビジネスを継続するには照明や空調設備を調整するだけではなく、ワークスタイルを根本から見直す必要がある。