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2020ソリューション

株式会社SHIFT

品質保証の実績から生まれたSAPプロジェクトの成功ノウハウ
セカンドオピニオンの存在を果たす「SHIFT」のソリューション

基幹システムであるSAPを構築するプロジェクトは、往々にしてスケジュールどおりに進まず、本番での稼働がスムーズにできないという実態があります。「Made in Japan品質」にこだわる株式会社SHIFTは、IT業界でも珍しい「品質」に特化した会社です。約1,000社ものクライアントに対してテストやPMO、運用保守を行ってきた実績を活かして、品質のプロ集団として、SAPプロジェクトを円滑に進行するためのソリューションを提供しています。


そのソリューションとは、第三者の立場を活かした「PMOサービス」と、お客様に代わり本番前に品質を確認する「総合・受入テスト支援」、運用保守を効率化する「運用保守サービス(AMOサービス)」です。


🔶テスト・PMO・運用保守で約1,000社の実績。品質のプロ集団 SHIFT

SAPプロジェクトがスケジュール通りに進まない理由のひとつには、社内の各組織や外部ベンダーなどの取りまとめが難しい点があります。ユーザー側は経営陣をはじめとして、実際に業務を行う部署やIT部門などがあり、導入ベンダー側にはSAP導入担当の他、インフラ担当、関連システムの構築担当といった多くの組織が存在するため、各組織の意見や要望の折り合いをつける必要があるのです。 例えば、経営陣がプロジェクトを主導した際には、TO-BEモデルに基づきトップダウンで進め過ぎると実運用に耐えられず『動かないERP』と評価されてしまうこともあります。逆に、現場が主導した場合には、追加開発が増えてコストが無尽蔵に増えてしまうといった事態を招くこともあります。その結果、SAPを導入する本来の目的からの逸脱にも繋がってしまうことになります。


 

各組織を舵取りし、円滑にプロジェクトを進行させるため、SHIFTでは「第三者」としてプロジェクトを取りまとめるPMOサービスを提供しています。PMOとして参画するコンサルタントは豊富な経験をもつ品質のプロであり、SAPプロジェクトで起こりうるさまざまな問題を解決します。 PMOサービスには、「セカンドオピニオンサービス」「アドバイザリーサービス」「品質支援サービス」の3つが含まれます。セカンドオピニオンサービスでは、第三者であるSHIFTが、SAPプロジェクトの計画書をQCD(品質・コスト・納期)目線でチェックします。そして、目の前のタスクにとらわれがちなプロジェクト当事者を助けるアドバイザリーサービスでは、第三者であることを活かし、後続フェーズや運用までを大きく俯瞰してプロジェクトをサポートします。 さらに、品質支援サービスでは、SAPとnonSAPを含めたテスト計画や品質管理計画を作成し、その後も継続的に品質モニタリングを行うことで、プロジェクトの品質をコントロールします。SHIFTは「小回りのきく会社」であることも強みのひとつです。「比較的小さなボリュームのため断られてしまった」などというお客様でも、確かな品質でプロジェクトをサポートしてきます。



🔶お客様主体で計画・実施する、SAP及びnonSAPまでを含む「総合・受入テスト支援」

SAPプロジェクトでは、一般的に業務改革を含むシステム刷新となるため、その影響範囲は経理、生産、購買、販売と、多数の部門にまたがります。こうしたなか、プロジェクトは要件定義や設計といった上流工程を中心に進められることが多く、テストのフェーズにまで意識が回らないこともよくあります。 お客様が主体となる総合テストや受入テストのフェーズにおいて、各部門にまたがる数え切れないテストシナリオを事前に作成し実施することは、極めて困難といえるでしょう。実際にテストフェーズに至ってはじめて「知識・工数が足りず、テストができない」という事態に気が付いて本番稼働を遅らせる必要が出てきたり、受入テストを縮小したことで本番稼働直後に致命的な品質問題が発生したりといった例も少なくありません。 SHIFTではこれまでに、SAPを含む多くのシステムをテストした経験をもち、さらにSAP標準シナリオや標準観点を熟知している「SAPテスト専門部隊」が参画することで、第三者の立場から総合・受入テストのフェーズをサポートしています。SAPコンサルタントとテスト専門のメンバーの組み合わせで体制をつくることで、コストパフォーマンスのよい形で品質向上のサポートが可能となります。 このように、総合テストや受入テストの段階からサポートすることも可能ではありますが、より品質の高いテストを実施し、円滑な本番運用を実現するためには、上流工程から参画することが最も効率よく、かつ確実なテストが行えます。そのためには、前述したPMOサービスを利用し、当初から、SHIFTとともにプロジェクトに取り組むことがもっとも近道です。上流工程であるプロトタイプや基本設計フェーズの段階から、現場の担当者とともにアジャイル的にテストを実施し、コストや納期短縮に繋げる提案も可能です。無駄なくテストを実行し品質を高め、プロジェクト全体のコスト削減を実現することこそ、SHIFTの強みなのです。



🔶お客様の自己解決をサポートし運用保守を効率化する「運用保守サービス(AMOサービス)」

SAPプロジェクトが無事にカットオーバーし本番運用がはじまったときに問題となるのが、運用やサポートにかかるコストです。SAPコンサルタントが不足している昨今、運用サポートには特に高いコストが必要となるため、ベンダーへの外注費用はもちろん、社内のIT部門でも工数を抜本的に見直す必要に迫られています。こうした状況を鑑み、SHIFTでは運用サポートのフェーズにおけるコスト削減を図るため、従来のやり方から脱却した運用保守サポート「SAP AMOサービス」を提供しています。 SAP AMOサービスでは、これまで採用されてきた「人が対応するヘルプデスク」を主軸にするのではなく、AI技術を利用した「チャットボット」を活用してユーザーの疑問を解決します。加えて、FAQを充実させることで、ユーザーがサポートに問い合わせる必要なく自己解決することも可能です。 また、セルフサービスポータルの活用などを通じて、情報をあらかじめアナウンスするなど、ユーザーの疑問や問い合わせを根本的に減らす工夫も行っています。さらなるDX化を推進するため、RPAツールやテスト自動化ツールを活用するなど、従来のやり方を抜本的に見直す取り組みを行っていきます。 現在の運用保守サポートの改善やコスト削減を望むお客様に最適なソリューションであるSAP AMOサービスは、運用保守サポートの切り替えという形でも提供が可能です。



🔶コストパフォーマンスの高いSAP S/4HANAアップグレードサービス「品質保証サービス」

SAP ERP(ECC6.0)の標準サポートが2027年で終了することに伴い、SAP S/4HANAへのアップグレード需要が高まっている現在、SHIFTでは「SAPテスト専門部隊」と、「SAP S/4HANAコンサルタント」がタッグを組んだ「SAP品質保証サービス」を提供しています。このサービスは、アップグレード需要下でのSAPコンサルタント不足によって危惧される、品質低下やスケジュール遅延といった問題を解決するためのものです。通常であればお客様が担当される領域であるnonSAP含めたシステムテストやボリュームのある受け入れテストなども含み、大きく次の3つの要素で構成されます。 まず、第三者的な立場でSAP及び周辺システムの品質管理を行う「品質管理PMO」、導入とテストの分業によってテストの品質向上と均質化することで工数削減を実現する「テストアウトソーシング」、そして、テスト参画者によって運用者をトレーニングするとともに、稼働後の運用支援でユーザーの負担を軽減する「ユーザー運用サポート」です。 SAP S/4HANAへのアップグレードにおいて、コスト面はもちろん品質面も重要視されるお客様をサポートしていきます。ぜひ一度ご相談ください。





図:SAPプロジェクト図


株式会社SHIFT ビジネストランスフォーメーション事業本部 エンタープライズ産業・流通統轄部 エンタープライズソリューションビジネスユニット SAPグループ グループ長 深津 彩(Aya Fukatsu)


株式会社SHIFT ビジネストランスフォーメーション事業本部 エンタープライズ産業・流通統轄部 エンタープライズソリューションビジネスユニット SAPグループ 大塚 和浩(Kazuhiro Otsuka)



🔶パートナー企業



株式会社SHIFT








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